おかんTwitterを見る~生んでくれなんて頼んだ覚えない

50代ポジティブライフ

寒いですね~おかんです。
仕事前のおかんの武装は、メイクから始まります。
武装というのは、鏡に向かいメイクをしながら少しづつ気持ちを切り替える時間だからです。

ドレッサーの片隅にはタブレットをおいて音楽をかけたり、YouTubeを観たりするのですが、
解除ボタンを軽く触るとまず、Twitterの🔔が表示されます(解除の仕方がわからない)。
ある朝、
‟生んでくれなんて頼んだ覚えない”
この投稿に思わず手を止めました。

今時、というか今でもこんなことを言うんだ・・・。

私の幼い頃、少し年上の世代の問題の象徴が校内暴力や家庭内暴力だったように覚えています。
それまでの日本では、親は絶対的存在で尊敬の対象。
私も少し口答えをすると親に向かって!とよく言われました。
その親に反抗し酷い場合は暴力までふるうなんてことはとてもセンセーショナルなことで
ワイドショーで大きく取り上げられていましたし、
たくさんのドラマや映画の題材にもなっていました。

「生んでくれなんて頼んだ覚えない」

そんな時代、この言葉をよく聞きました。

私は、さすがに躊躇して反抗期とされる時期も口にすることはできませんでしたが・・・。
時代の雰囲気に触発され発せられた割とありふれた言い草、
ともすれば、親への甘えや幼さが溢れたようにも思えるセリフでした。

それをまるでリバイバルのようにこの時代に目にすることになるとは👀ビックリ
こういうのって今は「イタイ」って言うんじゃないの?

私の子供たちは、もう大人になって
私の手元を離れているので「ヒドイこと言うなあ」と嫌な気持ちになったり
ショックを受けたりはしませんが、
これがホントの叫びなら

私の知ってる時代のような流行りの言葉じゃないのなら

悲しいなぁ・・・
どうしちゃったのかな・・・。

生まれてくるのを拒否したくなるほど
しんどい現実があるのかな。
そんなに世界が優しくないのかな。

親に責任を問うほどの年齢の子が、そんな現実に苦しんでいるのかな・・・。

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私はここでよく
頑張ります!
頑張りました!
頑張りましょう!
と書きますが、何もかもを(生まれてきたことさえも)拒否したくなる事態に比べれば
頑張ろうと思えることは実はとても幸せなことなのかもしれません。

仕事・勉強・闘病・介護

立ち向かうことは、たくさんあったけど
頑張ることは、楽しくもありました。
苦難こそ人生!と歯を食いしばった苦い時期もあったけど
過ぎてしまえば束の間だったような気さえします。

頑張らないといけないけど、
頑張ろうと思えるくらい幸せなんだ。

そう考えて靴を履いて
「行ってきま~す」
と寒風の早朝、今日も仕事に向かいます。

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