こんにちは!おかんです!
子育てを終え、ポジティブに再スタートを楽しんでいます。
その一つに今までと違う業界・業種で働いています(3年半くらい)。
コロナによる緊急事態宣言が緩和されて飲食店もようやく通常営業になりましたね。
飲食店だけでなく接客業は、休業や時短になって働いていた人たちはどうしているのかなと考えていました。
ニュースを観ていると学生のアルバイトや非正規雇用の方々は、一番最初に影響を受けたと伝えられています。
職を失ったり給与が減額したりと人生が変わるような困難に直面している方も少なくないとか。
せっかく入学した学校を辞めることになるなんて
子育ておかんは身につまされる・・・
それでも介護業界は人手不足
しかし、おかんが働く介護業界は相も変わらず人手不足です。
うちの職場だけかなぁ?と考えたりもしましたが、
先日、同じ業界で働く友人達と話しましたが
やはり、「うちも人が足りない。募集しても全然来ないよ。」と言っていました。
失礼ながら生活費が足りなくなって学費も払えなくなってせっかく入った大学を辞める羽目になっても介護はしたくないのかなぁと考えてしまいます。
職を失って途方に暮れても介護だけは嫌なのかなぁとウ~ンと唸ってしまいます。
実際に家族を含め周囲の人に「そんなに介護ってやりたくない?」と聞くと
「そうやね。(苦笑)」と肯定されてしまいました。
おかんが介護職を選んだ理由
おかんが介護業界に飛び込んだのは、50歳になってからでした。
それまで事務員や販売の仕事(正規・不正規・経営者)を経験していく中で、おかんは年齢を重ねていくことに不安を感じるようになっていました。
女性特有の環境なのかもしれませんが、どんなに一生懸命働いていても年を取ることで損なわれるものはあります。
気に入って頑張っていた仕事を続けられなくなる人を多く見ていました。
誤解が生じることを恐れずに言うと若いということがかなり大きな価値であり、それを超える価値を感じてもらうことは難しいなぁ感じていました。
上手く伝えられていないかもしれませんが、おかん自身が若さを超える価値を作る自信が持てずに不安を感じていたんだと思います。
資格を取ればいいんじゃない?!
誰もが一度は考えるようにおかんももがきました(なんと20代から)。
すぐに介護福祉士を目指したわけではありません。
話が長くなるのでここでは省略しますが、紆余曲折を経て48歳から介護福祉専門学校で2年間、専門職について学ぶことになりました。
専門職は、半端ないです!
「介護の勉強って(* ´艸`)、そんなに勉強することないやろう。」
と思っていたので専門学校といっても昼くらいまで授業受けて、ちょっと勉強したら資格取れるだろうと舐めてかかっていたおかん、入校式の日に時間割とカリュキュラムを見て呆然としました。
時間割は朝から夕方までびっちり!ジャージも購入し実習や若い子たちに交じってグループワークも数え切れないくらいあります。
介護福祉士の国家資格を取得するにはいろいろなルートがあります。
<介護福祉士になるには?>
介護福祉国家資格試験に合格し、介護福祉士として登録すると介護福祉士と名乗れます。
- 養成施設ルート
高等学校等を卒業後、福祉系の大学や専門学校で学ぶルートです。
おかんはこれを選択しました。その頃、ハローワークでは職業訓練として援助金が出たからです。
通学期間は基本的に2年。
学生の中には留年や休学をする人もいましたが、職業訓練を使う場合は最短の期間で卒業しなければいけないという決まりがありました。 - 実務経験ルート
介護現場で働きながら資格を取るルートです。
今のところ、このルートの人が多いんじゃないかなと思います。
条件として
1.介護の現場で3年(1,095日)以上従業し、かつ540日以上従事していること
2.実務者研修の講座を修了していること
この2つをクリアしていれば受験資格を得られます。 - 福祉系高等学校ルート
高校に福祉科や介護福祉科コースがあれば、卒業時に受験資格を得ます。
「福祉業界で働きたい!」を希望している中学生や高校卒業資格を取りたい人には最短・最適ですね。
資格がなくても仕事は出来るので
まずは経験してみては!
介護業界は資格手当が大きいので、ゆくゆくは国家資格取得がお勧め。
ちなみに合格率は60%以上なので気負わず挑戦してみてもいいかも!
卒業さえできればいいので、そんなに頑張らなくても良かったかもしれませんが、
おかんは一つ一つ必死に取り組みました。
『大人が学ぶ』真摯さだったと思いますが、
今になって振り返れば久し振りの学生生活を後悔することなく満喫できてよかったと思います。
若い頃の学生生活は後悔ばっかりだったので( 一一)
余談ですが、昔に比べると学校での学習の方法は随分変わっていました。
学生一人一人が自分の考えを伝える授業が多いと感じました。
このことは、後々とても役に立ちましよ(教育も進化してますね)。
学校でたくさんの教科を学びながら実感したのは、専門職って半端ないなぁ~という思いです。
そこに至る歴史があり、理念があり、技術があります。目指す指針もあります。
おかんも思っていました。
介護の仕事・・・それだけは無理。
介護の仕事=人が嫌がる仕事
ただそれだけにしてしまっても良いのか?
先人たちは、こんなにも福祉に向き合い推し進めてきたのに・・・。
人の命、人生を預かる仕事の価値を強く感じました。
50代からの転職~50代だから必要とされているのかも
介護の仕事はキツイ・重い・汚い
イメージはこんなところでしょうか?
でも実際は他の仕事と変わりません。
きつくない仕事なんてないし、
重い(人を動かすので)は技術と仲間の協力で問題ありません、
汚いは(もちろん対策はありますが)慣れます。
仕事は仕事です。遊びではないので大変なこともあります。
ただ、それだけです。決して介護だけが特別じゃありません。
今、後期高齢者はちょうどおかんの親くらいです。
子供が親を看る。
そんな無理のない関係性がひとつの価値として求められています。
おかんの職場には80代のスタッフがいますが、この人の価値は気の合う話し相手です。
仕事の価値は自分の心の中にある~働き方しだいだよね
楽しい仕事って何でしょう?
仕事の価値は?
同じ仕事をしている人の中には、何の理念も理想もなくただ作業として介護をしている人もいます。
今の職場にいるというわけではありませんが、そういう人も見てきました。
でも、それはどんな仕事でもですよね。
仕事を選ぶ前に偏見を捨てて、じっくり自分で考えてほしいなと思います。
学生さんの働ける夕方の時間は、高齢者施設では食事の手伝いや就寝のお手伝いで人手が欲しい時間ですよ。
主婦が働きやすい日中は、多くの人手を必要としています。
一度、見学に来てみませんか?
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