おかん、無駄だと思うこともやってみようと思う

50代ポジティブライフ

最近、自分時間の使い方がわからなくなっているおかんです。
有給を取らせてくれ〜と言いながら休みの日を持て余しています。
それなら部屋を片付けろ!って言われそうですが(*⁰▿⁰*)

好きを封印したことを後悔する

中学生くらいの頃だったと思います。
おかんは編み物に夢中になったことがありました。
おかんの学生時代は受験戦争なんて言葉がある頃でした。
両親はいい意味で生活に必死でそんなに勉強勉強と言わず、おかんが大学に行きたいと言った時も若干反対したくらいでした(学費がかかるしね)。
そんな感じなので塾にも行かず勉強の仕方もよくわからず、試験前にぼんやりと教科書やノートを眺めているような子だったのでクラブ活動が休みになる試験前はヒマ✌︎(‘ω’✌︎ )オイオイ
そんな1週間、私は部屋を掃除し片付け編み物をしてしまってました。

そんな私に父親が、
「そんなしょーもないこと(無駄なこと)してんと勉強しろよ」と言ったのです。
当然です・・・私なら子供にギャーギャー怒り散らしているところです。
父が(母も)勉強しろと言ったのは後にも先にもその一回だけ(期待してなかったんでしょうね)でしたが、私はその言葉にとっても傷つきました。
反抗期も相まってブスッと膨れた私は以来、編み物をやめてしまいました。

今でも好きなこと

私は今も編み物とインテリアが大好きです。
友人の中にはファブリックのデザインの仕事をしている人がいて羨ましく思ったこともありました。
美大に進んでテクニックを身につけた人が眩しいです。

好きなインテリアを極めることで素敵なYouTuberになり自分の好きな空間過ごす人が憧れでよく観ています。
趣味の合う人との交際を広めてられたかもしれないなと考えたりします。

好きなことをあっさりと封印した自分がとても残念です。
物作りが好きで編んだ物を販売したりもしましたが、若い頃からこの道を選んでいたらどうなってたのかなと思います。

無駄かもしれないけどやってみようと思う

『世界の中心で愛を叫ぶ』という本があります。
ドラマや映画で有名ですが、私にとって本が最好でした。
先日、何十年ぶりに読み返してその言葉の美しさと物語の素晴らしさにときめきました。
昔読んだ時にあまりに心に応えて体力がないと読み返せないなとずっと本棚に入れていたのですが、
歳を経て随分と環境も自分も変わっているのにそれでもとても素敵な文章でした。

その文章や表現を自分のものにしたい。
自分の手で綴ってみたいと思いました。

小説家志望でもなく若くて時間だけがふんだんにあるわけでもない私が、一冊の本を書き写すなんてめっちゃくちゃ無駄な行為だと思います。
夫に言えば「そんなヒマあるなら掃除でもしろよ」と言われるだろうし
実母に言えば呆れられそう。

でもやってみよう。
無駄なことが自分を豊かにするかもしれないから。
こっそりと自室で本とノートを広げました。

好きを見つめることが自分を知ることになる

今の若い人は自分探しって言葉を知っていますか?
今や死語?
私たちは選択肢をたくさん持っています。
勤勉であることも怠惰であることも物を多く所有することもミニマリストになることも
理想を追うことも誰かのために生きることも
評価を気にすることも自分を優先することも
必ずではないけれど生き方を迷うほど選択肢がある。

おかんも迷いながら優先順位を考えてきたけれど、
シンプルな存在になった今、好きを優先してみようとおもう。
損得や人から見たらしょーもないと思われることでも
自分の本当に好きを見つめることが自分を知ることになるのかもしれないななんて。

いつまで自分探ししてるねん!ともなりますが、
心地良い生き方を探してみようと考えました。


タイトルとURLをコピーしました