こんにちは!おかんです。
歯科医院に通い始めたと書いてから数ヵ月が経ちました。
実はすでに歯科治療は始まっています。
まず歯科衛生士さんによる口腔ケアを4回ほど受けつつ
矯正歯科医と院長から3回ほど詳しい説明を受けたところ
矯正治療にかかる期間は一年程
金額は、100万円・・・
それが終わると更に一年かけてインプラントやジルコニアクラウンに200万
という見積もりをもらいました。(後でわかったのですが税別)
おかんの寿命、存在意義はいくらくらい?
最初に完璧な治療をすると300万くらいと以前に言われていたのに
「どうしますか?」
ファイナルアンサーで聞かれたその時まで気持ちが決まらないでいました。
毎日毎日悩みに悩んでいつも間にか歯を食いしばっていたようで
治療が始まる前に歯の痛みまで出てきて痛み止めを処方してもらうほどでした。
友達や子供たちに相談すると「高いけど車を買うと思ってやればいいんじゃない?」とあっさり言われたのですが、おかんにとってはとてつもなく大きな金額です。
自分の寿命、存在意義、社会的必要性まで考えこみ、
歯科医師に「自分の寿命を考えると悩ましい・・・」と話して笑われてしまいました。
日本は長寿国と言われますが、健康寿命は今のところ女性で75.38歳、男性が72.68歳です。
健康寿命とは介護などを受けずに日常生活を送ることができる期間です。

あと20年か・・・
職場の入居者さん(高齢者)からは、「姉ちゃん、姉ちゃん」と呼ばれ
レースやフリルにときめいても後20年なんてデーターを目の前にすると
「もう、今さらそこまでしなくてもいいんちゃうん・・・」
という気持ちが頭をもたげます。
終わった人?終わらない人?
先日、本屋で『終わった人』という文庫本を見かけ題名からいろいろと想像を巡らせました。
表紙に花束を抱えるスーツ姿の男性が描かれているから
定年退職したおじさんの話っぽいな。
年功序列の時代に働いていたなら役職に就き忙しく働き、
まだまだ元気で気持ちも萎えていない60歳を超えたころ定年だからと職場から退く
そしたら『終わった人』?
勝手にストーリーを妄想して申し訳ないのですが、
いろんなことを考えちゃいました。
おかんは、これまで家族の都合や職場の都合で何回か仕事を辞めてきました。
その経験から(パートや短期を言えども)一生懸命働いて、
それなりの成果を上げたと自負していても
職場に「なくてはならない人」なんて、そんなに存在しないことは知っています。
人はいくらでもいて、若くて能力も熱意もある人は次から次へと入ってきます。
「辞められたら困る」
なんて引き止められても会社はすぐにいない状況に慣れます。
それは上司や先輩たちを見ていても実感してきました。
退職した次の日から自分の社会的存在意義ってあるの?
何も後ろ盾がなくなったような気がして不安になり
私って終わった人なの?と深刻ぶって考えちゃうのはおかんだけじゃないと思います。
おかんみたいに深刻に考えない人でも
「私ならもういいわ。総入れ歯にするわ」
なんてアドバイスをくれた友達も言葉の意味を突き詰めれば

私もそろそろ終わりに近づいてるもんな
ってことなのかもしれません。
健康寿命は伸びてる 口腔ケアの役割
健康寿命を調べたついでに年ごとの推移を見てみると
20年前の2001年と比べると男女ともに3歳くらい伸びているようです。
20年後には更に伸びてるかも
寿命は医療の発達も関係しているだろうけど健康寿命となると個人の努力も大いにあるかなっと思います。
良い食生活や体のメンテナンスを怠らないようにしないと!
医療が発達して体は動いても認知症になり、自分のことが出来なくなる可能性もあります。
歯は認知症発症に影響を与えるとも言われています。
噛むことで脳に与える刺激が重要だそうです。
寿命のギリギリまで健康で美味しい物を自分の歯で食べることができるようにがんばって治療していきます!
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