こんにちは!おかんです。
2021年は、休みの日は病院通いの一年でした。
網膜静脈閉鎖症を発症したことで年間の治療費はかなりの高額になり、それに関係し高血圧の治療も始まりました。
歯科治療も始めたのでそちらに掛かる治療費もあります。
夫の治療費を計算に入れなくても医療費の控除は満額受けられます(収入が少ないので)。
正直、自分の医療費にこんなにたくさんのお金を払うことになるとは思いもしませんでした。
今や自分の収入のかなりの額を医療費に使っています。
これは絶対医療費控除が受けられるはず!
忘れずに申告しなくては!と初の確定申告に挑戦してみました。
インターネットで確定申告はか~んたん
とは言うものの実は、
介護の専門学校の入学前の7年前税務署で確定申告のアルバイトをしたことがあったので
インターネットを使用しての確定申告には抵抗がなかったのでチャチャチャっと1時間ほどで申告が完了しました。
あの時、仕事を覚えるのに苦労したことが報われる時がきた~って感じです。
確定申告はココで簡単にできます➡https://www.keisan.nta.go.jp/kyoutu/ky/sm/top#bsctrl
アルバイトをしていたのは、ずーっと昔のことなので
病院で支払った明細書が必要だと考え一年間保管していました(一年は1月1日~12月31日まで)。
でも今は年始くらいに渡される給与明細といっしょにもらった医療費控除の明細書があれば大丈夫になっていました。医療費控除の明細書にそう書いてありました。
医療費通知書に漏れているものだけを追記する必要がありますが(明細書発行以降の医療費等々)、随分簡単にモレのない正しい申告が出来ます。
<医療費控除は自分で動かないと誰も教えてくれません>
最近の病院は親切で高額医療費に関する相談や医療費控除の特例については説明をしてくれますが、年間の医療費の控除まではこちらから聞かないと説明はないみたいです。
また医療費が帰ってくると言っても支払った税金に対する控除なので、5,000円だったという人も多いです。
確定申告のアルバイトしていた時も
「税務署に来て並んで長い時間かけたのにランチ代くらいやん(-“-)」
という人も多かったです(なぜか、すみませんと謝ってしまってました)。
でも、家のインターネットで出来るなら良いですよね!
インターネットでの申告方法は他サイトにもたくさん説明されているものがありますが、
税務署の確定申告ページの手順に従って行えば十分簡単に行えます。
ちなみにマイナンバーカードがあればとても簡単なのですが、
おかんはまだ取得していないので最後に印刷した書類と郵送しました。
家にプリンターがあればこちらも手間なし簡単でした。
医療費控除申告をして自分のお金を把握しよう
おかんの場合、網膜静脈閉鎖症の治療費が3ヶ月に一度のペースで50,000円×4回=200,000円
内科の薬代、歯科の治療代などがそれなりに掛かりました。
全部合計しても300,000円に満たないくらいでした。
詳しくは言えませんが収入が少ないので税金はあまり納めてません。
それで4月の始めに届いた還付金振込通知書による入金額は9,199円でした。
申告時に出した金額とほぼ同額です。
医療費控除費のシュミレーションサイトもあるので確認しておいてもいいかも(^_-)-☆➡https://zeimo.jp/tool/medical-deduction
な~んだ、たったそれだけ?
と思われる方もいるかもしれませんが、確定申告未経験の方って結構いると思います。
医療費控除をすることで新しい経験をしてみることはお金(税金や社会保障費)について知る良い機会です。
申告方法がとても親切に説明されているので自分のお金を考える力をつける導入になります。
自分がいったいどのくらい年収があって、いくら社会保障費や税金を支払っているのかを見ることになるからです。
おかんの周りには自分の給与明細も見ない。
夫の年収を知らない(夫の仕事内容を知らないママ友もしました)
という人がかなりいます。職場にも給与明細書を置きっぱなしにして銀行の振込額だけ見て「へ~。」なんて人もいたりします。
毎日忙しくて、日々の仕事に追われてって環境があることはおかんにもよく分かります。
お金の管理を任せっぱなしにしていませんか?
<おかんの場合>
おかんの家はついこの間まで夫の収入はおかんが管理、毎月のお小遣いを夫に渡すという方法でお金の管理をしていました。
おとんは、毎日休まず働いてちきんとお給料は全額、銀行に振り込まれていました。
臨時で収入が増えるときは、「今月は○○したから××円くらい収入が多いよ」と報告してくれてました。
おとんは数字に強い方なので自分の年収の増減も把握していたのですが、子供たちに教育費が掛かるころからお金でもめることが増えてきました。
おかんが、「足りない」と言うからです。
夫が言われたくない言葉№1!
おかんも言いたくなかったのですが、パートの仕事を軽くみる発言につい言ってしまってました。
「家のローンと光熱費を払うと食費もギリギリ、パート代がないと学費が払えない。」
と言うおかんにおとんは
「なんでやねん。給料××万円もあるやろ!」
おとんの言う金額は、総額です。総額から引かれる社会保険料や所得税や住民税などを引いて実際に銀行に振り込まれる金額は全然違うのです。
おとんは「なんでやねん!」を私になのか、国になのか繰り返しながら認めようとしませんでした。
その為にこのやり取りは、何回も繰り返されました。
扶養範囲内で働くおかんの給与明細は、とてもシンプルでわかりやすいのですが
おとんの給与明細はたくさんの項目に数字が入り、支給金額が魔法のように少なくなってしまっています。
おかん達は数年間、「なんでやねん」とつぶやきながら何とか暮らしを支えていたのです。
<おかんの知り合いの場合>
おかんの母親の友達にとってものんびりしたご婦人がいるのですが、
夫の年収もよくわからない、家計は夫が管理していて自分は毎月の生活費を渡されるだけという暮らしを何十年もしてこられていました。
ご婦人は窮屈に感じていたそうです。
ケチンボで生活費をやりくりするのが大変だったわ。
自分の服を買うのに夫にお願いしないといけないのよ・・・。
しかし近年、夫が亡くなってみると家のローン返済は終わっていて銀行にも十分な預貯金があり生活費の足しになるように個人年金がかけられていることがわかりました。
数年前にたぶん夫は高収入でしっかりとされた方だったようで自分の老後、もしかするとご婦人の老後のことも考えて資産管理をしておられたんだと思います。
とっても素敵な話なのですが、その後のご婦人はというとやはり依存体質が抜けきれず全ての資産は息子さんが握ってしまい古くなった家をリフォームすることも出来ずに年金生活をされています。
ご婦人にとったらそれもまたわずらわしいこともなく快適なのかもしれませんが…
もう少し相談し合って勉強しておけばよかったのになっと思いました。
人には向き不向きがありますが、ちょっとやってみようかな!
と思った時がやり時!少しお金についての知識を増やしておいてはどうですか?
年々増える医療費、申告はスケジュール化しよう!
なにもしないで放置していたら戻ってこなかったお金です。
忘れずに(申告期間があるので)申告しないといけませんが、面倒なことと後回しにしてしまって気がついたら期限切れになることもありますが(申告期間は2月16日~3月15日特例あり、さかのぼっての申告は5年間の猶予あり)。
おかんの場合は年齢に従って税金を納めている間は申告の必要がありそうなのでスケジュールに書き込んでおきたいと思います。
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